食育ワークショップ

食育ワークショップ

食育ワークショップでは健康的な食生活を実践できるように、食に関する知識や食を選択することについて学べる体験です。「食」は人間が生きていく上で必要な営みで、日々当たり前のようにくり返す生活の一部です。体を作る大切な食についてゆっくり考えることがほとんどないという方も多くいるのではないでしょうか。

ここでは身延山地域に来るからこそ体験できる食事や農産物の収穫、講演会といった体験を通して、この地域の食文化や自身にとっての健康的な食、持続可能な社会のために必要食の選択など、「食」について考え学ぶ機会を提供します。

過去の体験では、食文化研究家の長内あや愛氏による講演がありました。そのときは、ちょうど身延町特産のあけぼの大豆の枝豆が旬の時期。講演の前には畑で枝豆を収穫し、その場でゆでて試食をするという体験もしました。

参加者の方々は、その場であけぼの大豆の美味しさを実感。その体験をふまえて、旬の物をその土地で食べることは喜びを感じる食体験であると同時に、それが生産者の生活や農作物の種を守り、未来の持続的な食を守ることにつながるのだということが、長内氏の講演で紐解かれていきました。