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- ツアー事例
- 10/16-10/18 あけぼの大豆、真菰・稲霊、邦楽鑑賞(和太鼓・津軽三味線)
ツアー1日目
- ランチミーティング (農カフェZencho)
- ローカルガストロノミーをモットーに山梨県産の食材をふんだんに使用する農カフェZenchoでランチをしながら、ツアー行程の説明。本場フランスから来ていたガレットの職人さんによる、地域食材を使ったガレットが振る舞われるなど、ツアーのはじまりから嬉しいサプライズが用意されていました。
- 迎賓館えびす屋ガイドツアー
- 国の指定文化財であり、身延山エリア唯一の温泉を擁する迎賓館えびす屋の中を、そのプロデュースをおこなった樋口純子氏が案内してくれました。西洋文化に憧れを持っていた明治時代の日本文化の佇まいをそのままに、地域のアーティストや職人さんたちが設えた調度品の数々が、まるでこの空間を美術館のように彩っていました。
- 身延山散策(三門、ご廟所、草庵址巡り)
- 覚林坊の樋口是皐上人が、身延山の文化的要所である三門、ご廟所、草庵址を案内してくれました。仏教的知識をわかりやすく、噛み砕いて説明してくれ、身延山の歴史の一端を感じることができました。
- 読経体験(妙石坊)
- 妙石坊は、奥之院思親閣へと続く裏参道の入口に位置する場所お寺。境内には日蓮聖人が身延入山の際、最初に説法された高座石があり、面白い逸話を聞くこともできました。いざ、体験が始まると、魂のこもった読経の迫力に、心が現れるような思いになりました。
- あけぼの大豆生産者のプレゼンテーション
- 身延山の名産であるあけぼの大豆の生産者、クレアシオンファームの小川 貴志氏から説明を受けました。一般的な大豆より1.5倍ほど大きく、甘味も強いことが特徴です。仏教食の中でも、貴重なタンパク源として重宝されてきたあけぼの大豆が、この地域でしか生育できない”固有種”であることや、それをこの地で育てる意義などを聞き、食に関する知識と意欲を深めることができました。
- 夕食@覚林坊
- 身延山の名産であるあけぼの大豆の生産者、クレアシオンファームの小川 貴志氏から説明を受けました。一般的な大豆より1.5倍ほど大きく、甘味も強いことが特徴です。仏教食の中でも、貴重なタンパク源として重宝されてきたあけぼの大豆が、この地域でしか生育できない”固有種”であることや、それをこの地で育てる意義などを聞き、食に関する知識と意欲を深めることができました。
- 邦楽鑑賞(和太鼓・津軽三味線)
- 550年の歴史を持つ宿坊で、日本文化である和太鼓や津軽三味線の演奏を堪能しました。仏教食をアレンジしたディナーに舌鼓を打ちながら、日本の調べを聞く夜半は、なんとも贅沢なひと時でした。
- 雅楽鑑賞
- 身延山大学の雅楽隊による雅楽の演奏です。天の声、人の声、龍の声の3つを表すそれぞれの楽器の音色は、まさに小宇宙を奏でるような荘厳さや神秘さを感じさせます。
- お祭り体験
- 毎年10月に催される身延山の御会式万橙行列で見られる”纏(まとい)”の舞を見学しました。重さ十数キロの纏を、覚林坊の副住職である樋口是皐上人自ら振り回し、その迫力を堪能することができました。
- 宿泊(覚林坊)
- 総本山身延山久遠の第11代法主である日朝上人が開いた覚林坊。550年の歴史を持ち、静謐かつ雅な雰囲気の建屋は、旅人の心を古き良き日本へ誘ってくれます。
ツアー2日目
- 鐘撞見学、朝勤@久遠寺
- 毎日早朝に久遠寺から響くに鐘の音。永く身延の朝を伝えてきたこの鐘撞きを見学し、その後本堂で行われる朝のお勤めに参加しました。堂内に響き渡る太鼓の音と読経は、参座する人たちの心を少しずつ洗うような、清々しい気持ちを体験することができます。
- 朝ヨガ@覚林坊
- 覚林坊の本堂で、ヨガのインストラクターによるヨガトレーニングを体験しました。朝勤後の清々しい気持ちと、体がリンクしていくような感覚が気持ちの良い時間です。
- 朝食@覚林坊
- 覚林坊でいただく朝食は、身体に優しい味が嬉しい手作りの和食です。たくさんの小さな器がかわいく、鈴むし籠が印象的でした。
- お弁当づくり体験
- 日本の弁当文化を手作りでいただきました。特に外国人のお客様は楽しそうに作っておいででした。
- あけぼの大豆収穫体験
- 身延地域の特産であるあけぼの大豆の収穫を体験しました。青空の下、瑞々しい緑に囲まれながらの収穫は、とても気持ちの良いもので、思わず取り過ぎてしまいました。
- 昼食@地元のおばあちゃんのご自宅
- 先ほど収穫したあけぼの大豆を地元のおばあちゃんたちに手伝ってもらいながら、お湯で湯掻いて、お昼のおかずにしました。おばあちゃんたちと集落のことを話しながら食べる採れたてのあけぼの大豆は、甘味もつよく肉感もしっかりしていて、思わず手が止まらなくなってしまう美味しさでした。
- 真菰に関するプレゼンテーション@いずみ活性化施設
- 真菰(まこも)とは稲科の植物で、東南アジアを中心に広く分布しています。日本ではこの植物を神社の注連縄に用い、神様が宿る植物として古来より大切にしてきました。今回は、北杜市で真菰を栽培する大和ファームさんに真菰の特徴をわかりやすく説明していただきます。
- 真菰の注連縄づくり
- いよいよ真菰で注連縄を作っていきます。一人で作るのは難しいので、二人一組になって制作にあたりました。どこか心が安らぐ真菰の匂いを楽しみながら、力を合わせて制作した作品に、みなさん満足された様子でした。
- 夕食@キースプリング
- 小淵沢アートビレッジ内にあるレストランで、地元の素材にこだわった絶品料理を堪能しました。
- 宿泊@小淵沢カントリークラブ
- スイスのシャトーをイメージしたクラブハウスにつながるロッジがオシャレなホテルです。落ち着いた家具が配置され、ゆっくりと寛げる空間でした。
ツアー3日目
- 朝食@小淵沢カントリークラブ
- 洋食・和食のどちらかを選べます。レストラン横から望むゴルフコースとそれを囲うように広がる森林の緑は、朝から爽やかな気分にさせてくれます。
- 真菰収穫体験@大和ファーム
- 注連縄づくりでも使用した真菰の収穫を体験しました。特に外国人ゲストの皆さんは、人生で初めての体験に目を輝かせていました。
- 山中湖 笑月さんによる真菰料理のデモンストレーション@いずみ活性化施設
- 収穫した真菰を、山中湖で懐石屋を営む笑月さんによって、ランチにしてもらいました。真菰と旬の食材のハーモニーに、皆さん舌鼓を打ってらっしゃいました。
- 解散@覚林坊
- 覚林坊でボリュームもある丼もの”オテラノドン”を食べて解散となりました。充実した2泊3日のモニターツアーに、ゲスト全員が大満足の様子でした。
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