藍染衣装のダンスパフォーマンス

藍染衣装のダンスパフォーマンス

藍染衣装のダンスパフォーマンスでは、藍染作品とダンサーの神秘的なコラボレーションを鑑賞できます。会場内は藍染作品がずらりと展示されたインスタレーションが展開され、藍染の世界を立体的に楽しめるでしょう。ダンスパフォーマンスは動きのある作品の表現としてダンサーが藍染の衣装をまとって舞を踊ります。

展示の作品を手がけるのは藍染作家の佐藤文子氏。彼女は、江戸時代から約300年続く染色技術を継承し、天然の素材のみを使って作品を制作するアーティストです。同氏の作品は、深い藍の色と染められていない白の部分の織りなす絶妙な間が印象的で、身延山地域の仏教の雰囲気とも調和が感じられます。

その独特の世界観に「動」を与え、より昇華した世界観を創り上げるのはダンサーの竹内真紀氏。藍染衣装をふわりとまとい中性的な美しさをはなつ竹内氏の舞は、自然や宇宙、生命といった俗世界を超越したものを想起させ、観客を不思議な感覚へと誘います。新たな藍染の魅力を発見し感動することでしょう。